新潟市議会 2022-03-15
令和 4年 3月15日総務常任委員会−03月15日-01号
・
西蒲区役所 地域総務課
2
委員間討議について
〇出席委員
(委 員 長) 内 山 航
(副委員長) 豊 島 真
(委 員) 阿 部 松 雄 古 泉 幸 一 佐 藤 耕 一 平 松 洋 一
田 村 要 介 五十嵐 完 二 加 藤 大 弥 志 賀 泰 雄
高 橋 三 義
〇
出席説明員
北区
地域総務課長 柬 理 守
東区
地域課長 江 戸 誠 一
東区副区長・東区
総務課長 櫻 井 豊
中央区
地域課長 岩 渕 武 紀
中央区副区長・中央区
総務課長 清 水 斎
江南区
地域総務課長 松 屋 賢 治
秋葉区副区長・秋葉区
地域総務課長 古 俣 浩
南区副区長・南区
地域総務課長 水 野 利 数
西区
地域課長 松 尾 大 介
西区副区長・西区
総務課長 加 藤 正 樹
西蒲区副区長・西蒲区
地域総務課長 野 崎 和 博
以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。
総務常任委員長 内 山 航
○内山航 委員長 ただいまから
総務常任委員会を開会します。(午前9:59)
本日の欠席はありません。
本日は日程に従い、各区役所の審査を行います。
また、審査終了後、今定例会において当委員会に付託されました議案について、
委員間討議を行うかどうか御協議いただきたいと思います。
本日使用する資料は、事前に配付していますので、御確認をお願いします。
これより区役所の審査を行います。
初めに、
北区役所の審査を行います。北区
地域総務課長から説明をお願いします。
◎柬理守 北区
地域総務課長 議案第1号令和4年度新潟市
一般会計予算関係部分の北区
地域総務課所管分の説明の前に、資料の説明をします。歳入、歳出ともに
複数ページにわたり、8区に分かれていることから、
予算説明書の
各区地域総務課または総務課と記載のある項目について、
各区所管課別にまとめています。資料は、歳出、歳入の順とし、それぞれ1行目に
各区所管課の合計金額を記載し、一番右側の欄に
予算説明書のページを記載しています。主な事業について順番に説明し、一部記載のとおりとし、金額の読み上げを省略します。
それでは、北区
地域総務課の令和4年度予算について、説明の都合上、歳出から説明します。1ページ、
歳出合計額は22億9,184万円で、令和3年度と比較して1億6,298万7,000円、6.6%の減です。減額の主な理由は、
葛塚コミュニティセンター移転改修事業の工事終了によるものです。
初めに、第2款総務費、第1項
総務管理費、第9目
区政推進費のうち、人件費は、北区の
市長部局職員302名分で、内訳は記載のとおりです。
次の
区ビジョンまちづくり計画の策定と推進は、次期
区ビジョンまちづくり計画の策定に係る
印刷製本費等の経費です。
次の
地域コミュニティ活動の活性化は、北区内の
地域コミュニティ協議会に交付する
運営助成金などです。
次の
分権型協働都市の基盤の強化は、
区自治協議会の運営に係る経費です。
次の地域の自立性の向上のうち、特色ある
区づくり事業、
区自治協議会提案事業は、
自治協議会の部会ごとに3つの事業を行います。
大学連携「ひと・まち」
づくり推進事業は、
新潟医療福祉大学との
包括連携協定により、学生を小・中学校での
スポーツ指導や学習指導、地域団体の活動などに派遣し、区内の活性化を図ります。
来て、見て、
北区役所は、
区役所庁舎の
交流スペース等の一層の活用のほか、
区役所整備エリア内の公共施設と連携し、相乗効果によるにぎわいの創出を図るため、令和4年度、区役所内で
検討チームをつくるなどして、交流の促進や魅力発信の
仕組みづくりに取り組みます。
木崎村小作争議100周年事業は、令和4年度に100周年を迎えるに当たり、企画展示、講演会、
バスツアーなどを実施します。また、
地元中学生への見学会を実施し、理解を深めます。
「
高めよう互近助力」地域でつくる
避難生活運営体制事業は、地域からの要望もあり、住民主体の
避難所運営組織の立ち上げを促進するため、
ワークショップの開催、運営訓練のサポートなどの支援を行います。
次の
区政振興費は、区が所管する施設の緊急修繕などの経費です。
次の区役所の
管理運営は、区役所、北出張所及び連絡所の
管理運営費です。
次の庁舎の整備は、移転前の
葛塚コミュニティセンター及び旧
豊栄地区公民館の解体工事や
駐車場整備など、
区役所庁舎の
外構整備事業に係る経費です。
次に、2ページ、第14目
市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、
自治会等集会所建設費補助は、自治会、町内会などが集会所を建設または修繕する際の補助金で、令和4年度は新築1件、建て替え1件、修繕5件です。
次の
コミュニティ施設の
管理運営は、
北区内6つの
コミュニティセンターの管理、運営に要する経費です。
次の
コミュニティ施設の整備は、
葛塚コミュニティセンター移転改修事業に関して、旧
区役所敷地内の車庫などの
解体工事等を実施します。
次に、第16目
文化振興費、
歴史文化施設の
管理運営は、北区
郷土博物館の管理、運営に要する経費です。
次に、第19目
防災対策費、防災対策諸経費は、区内5か所にある水防倉庫の
維持管理費などです。
続いて、歳入、3ページ、歳入合計1億9,272万6,000円で、令和3年度と比較し2億3,500万3,000円、54.9%の減です。減額の主な理由は、
葛塚コミュニティセンター移転改修事業の工事終了に伴う県負担金及び市債の減によるものです。
初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第9目
行政財産使用料は、区役所や
出張所敷地内のATMなどの設置に係る使用料です。
次に、第20
款県支出金、第1項県負担金、第6目
政令指定都市拠点化支援交付金は、歳出で説明した庁舎の整備に伴う交付金です。
次に、第21
款財産収入、第1項
財産運用収入、第1目
財産貸付収入、第1節
土地貸付料及び第2節
建物貸付料は、普通財産における電柱の
土地貸付料や区役所や出張所などの
自動販売機設置に係る
建物貸付料です。
次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、
市政情報モニター広告料及び区役所や出張所の
自動販売機の光熱水費、コピー代の実費などです。
次に、第26款市債、第1項市債、第1目総務債、第1節
総務管理債、
庁舎整備事業債は、歳出で説明した庁舎の整備に伴う市債です。
○内山航 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
◆
五十嵐完二 委員 にいがた2kmの関係で、にいがた2kmと8区をつなげるというのがありますが、なかなかイメージが湧かなくて、つなげるといっても、区からすればどうするのかというのがあります。市としては、各区役所の若手の担当者と一緒に、今後のアイデアなどを協議していくというような答弁が本会議でもありました。一方で、目的はやはり活性化です。今のにいがた2kmとつなげて、どうやって活性化を図っていくのか。にいがた2kmについて、関係団体や関係者と区の中で計画まではいかなくても、そこに向かって調査を含め意見を聞いたり、協議していく場、予算はありますか。
◎柬理守 北区
地域総務課長 直接的な予算はないですが、北区としては、庁内で各課から一、二名程度の職員を選出し、にいがた2kmに対応していこうと思っています。
◆
五十嵐完二 委員 市が8区の担当者と一緒にそういうことを行うということですが、そこから何かアイデアが出てくるのを待つというのもふさわしくないし、むしろ区役所が結びつけて、どう活性化を図っていくか、アイデアを出しながら行っていくことが大事ではないかと感じますが、どう思いますか。
◎柬理守 北区
地域総務課長 にいがた2km全体の話では、8区が本庁と一緒に考える部分と、以前からも各区それぞれの魅力を探したり、磨いたりはしていましたが、8区それぞれが魅力を改めて考えながら、委員がおっしゃったような活性化に向けた取組を今後も引き続き進めていこうと考えています。
◆阿部松雄 委員 大学連携「ひと・まち」
づくり推進事業は何年くらい前からやっていますか。
◎柬理守 北区
地域総務課長 前の3年で
パートナーシップ事業ということで似たような形態で行っています。
新潟医療福祉大学に関して、
まちづくりのアンケートを取っても、大切だと思っているという声もありますし、地域、学校等からも学生と一緒に活動していくことは活性化にもつながること、また、要望等もあるので、今年度からまた3か年、引き続き支援をしながら、活性化に向けて一緒に取り組んでいきたいと思っています。
◆阿部松雄 委員 すばらしい事業だと思います。これは大学側から要望したのか、それとも市側から要望したのか、どちらですか。
◎柬理守 北区
地域総務課長 平成20年前半に
新潟医療福祉大学と包括協定を結び、両者で考えていく中で、工夫をしながら今のような形になってきたということです。
◆阿部松雄 委員 これについて、かなり反映された部分が相当あると思いますが、この対象は、中学生、小学生、どちらですか。
◎柬理守 北区
地域総務課長 初めは、小学生、中学生の学習支援や運動支援が主な部分でしたが、地域の活動とも協力していくということで、コロナ禍でなかなかうまくいっていない部分もありますが、以前はござれや花火や北区ふゆっこまつりという子供の福祉の祭りを協力して行っています。
◆阿部松雄 委員 最後に、この事業は北区の
小・中学生に非常に有効な事業だと思いますが、北区全体の中学生、小学生を対象にしているのですか。
◎柬理守 北区
地域総務課長 希望があれば、北区の
小・中学生が対象になります。
○内山航 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○内山航 委員長 以上で
北区役所の審査を終わります。
次に、
東区役所の審査を行います。東区
地域課長及び
総務課長から順次、説明をお願いします。
◎
江戸誠一 東区
地域課長 東区
地域課所管の令和4年度当初予算について説明します。
配付した東区地域課、東区総務課の当初
予算説明資料を御覧ください。主な事業について説明し、記載の金額は読み上げを省略します。
歳出から説明します。1ページ、
歳出合計額4億3,909万2,000円で、前年度と比較して2,819万9,000円、6%の減で、減額の主な理由は、東区プラザの
管理運営を東区総務課に移管したことなどによるものです。
初めに、第2款総務費、第1項
総務管理費、第9目
区政推進費のうち、
区ビジョンまちづくり計画の策定と推進です。
次期東区区ビジョンまちづくり計画の策定に向け、区民の意見などを聞くための
ワークショップの開催や完成した
区ビジョンの印刷などを行います。
次に、地域の自立性の向上、特色ある
区づくり事業です。産業のまち東区
まちづくり・
ひとづくりプロジェクトは、地元企業や団体との連携により培ってきた資源、取組を強化、発展させるとともに、産業のまち東区の魅力を発信します。本
プロジェクトの取組を通じて
まちづくりを担う人材、団体の育成を行い、
まちづくり、人づくりを進めていきます。実施事業としては、毎年好評の
工場夜景バスツアーを開催するほか、工場夜景、
じゅんさい池などの東区の魅力を発信する動画を作成します。また、区内企業、
新潟県立大学と連携し、意見交換や企業見学を行うなど、産業観光の発展に向けたプラットフォームの構築を目指します。
東区
歴史文化プロジェクトは、東区市民劇団による演劇公演や区内を中心に活動している個人、団体による作品展示、
区内中学校文化部の活動発表などを通じ文化を発信するとともに、東区の歴史の
普及啓発活動に取り組みます。
じゅんさい池み
らいプロジェクトでは、貴重な緑地環境を有する砂丘湖の
じゅんさい池を未来につなぐため、今年度に策定する
じゅんさい池み
らいプランに基づき、魅力発信や保全活動の関心を高めるためのまち歩きやフォーラムを開催します。
区自治協議会提案事業は、令和3年度に行った地域課題に関する調査、研究を踏まえ、3つある専門部会において、区民と協働し、町の活性化に寄与する取組を行います。
次に、第14目
市民生活費は、地域における活動や交流の場の整備として、
自治会等集会所の建設費への補助や、区内10の
コミュニティ施設の
指定管理料及び修繕費などです。
次に、第16目
文化振興費は、東区プラザの管理、運営を総務課に移管したことにより、
地域課予算はありません。
次に、第18目
スポーツ振興費は、主に
東総合スポーツセンターなど、東区内6か所の体育施設の
指定管理料です。
次に、2ページ、第7款商工費、第1項商業費、第4目観光費は、
山の下船江町
浜海水浴場の管理費です。
続いて、歳入、3ページ、合計額は1億318万5,000円で、前年度と比較して2,292万8,000円、18.2%の減で、この減額は、歳出で説明した東区プラザの事務移管に伴う使用料の減などによるものです。
初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目
総務使用料は、
東総合スポーツセンターなどの
体育施設使用料です。
◎櫻井豊 東区
総務課長 続いて、東区
総務課所管分について説明します。
資料4ページ、歳出、
予算額合計21億9,101万1,000円で、前年度と比較して3,760万8,000円、1.7%の減で、この減額は、主に人件費の減及び区役所が管理する
庁舎管理運営費の減によるものです。
初めに、第2款総務費、第1項
総務管理費、第9目
区政推進費のうち、人件費は、東区の職員329名分の人件費で、内訳は記載のとおりです。
次に、地域の自立性の向上、特色ある
区づくり事業です。地域の
防災力向上は、
防災出前講座を開催し、自然災害への備えや避難の際の
感染症対策などを学んでもらうことで、
地域防災力の向上を目指すとともに、小学生による
地域安全マップづくりを支援し、子供の
防犯力向上を図ります。
避難所運営ワークショップは、具体的な
避難所運営のイメージをつかむための模擬訓練を行うことで、今後の各地域での訓練への取り入れや
避難所運営マニュアル整備の参考とするなど、災害時における円滑な
避難所運営の向上を目指すものです。
次の
区政推進費は、区が管理する施設の緊急修繕などに対応するための経費です。
次に、区役所の
管理運営は、
東区役所、
石山出張所、
大形連絡所、
山の下まちづくりセンターに係る庁舎の維持管理に係る経費です。
次に、第13目
交通安全対策費は、
交通安全意識の普及、啓発を図るものとして、保育園や幼稚園、小学校、
老人クラブなどで開催する
交通安全教室や
交通安全運動の街頭啓発、
交通災害共済加入事務などに係る経費です。
次に、第16目
文化振興費は、
区役所庁舎2階にある東区プラザの管理経費です。令和3年度の
事務分掌改正により地域課から移管されたもので、前年度と比較し、純増となっています。
続いて、5ページ、
歳入額合計7,537万3,000円で、前年度と比較して1,668万8,000円、28.4%の増で、増額の主な要因は、今ほど申し上げた東区
プラザ管理業務の移管に伴う
施設使用料の増によるものです。
初めに、第18款1項1目
総務使用料は、東区プラザの使用料です。
次に、第9目
行政財産使用料は、東区庁舎に設置した
市政情報モニターなどに係る
財産使用料です。
次に、第21款1項1目
財産貸付収入は、
東区役所1階と地下に入居する
社会福祉協議会や
地下テナントなどの貸付料の収入です。
次に、第25款5項3目雑入は、
社会福祉協議会やテナントの光熱水費です。
○内山航 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
◆
平松洋一 委員 にいがた2kmの8区連携について、東区が一番密接した関係の中で、周辺部よりも影響するのではないかと思い聞きますが、本庁のどこの部署と連携、打合せしていくのか教えてください。
◎櫻井豊 東区
総務課長 先ほど北区でも申し上げましたが、若手職員の検討部会で人員を出してもらう作業、その中からさらに区役所から2人を出すという事務は総務課で行っています。今回の本庁からの依頼のほかに作業内容については、総務課で受けますが、その者がどこで何をするかについては窓口を職員向けに設けるなど、そういったものを今後いろいろ検討していかなければいけないものだと思っていますので、来たものに対して総務課や
地域総務課で、振り分けて検討していきたいと思っています。
◆
平松洋一 委員 区役所では
地域総務課で、区全体の中で考えていくと思いますが、本庁のどの部署と綿密に打合せをするのですか。
◎櫻井豊 東区
総務課長 都市政策部の
まちづくり推進課になると思います。
◆
平松洋一 委員 分かりました。どこまでいっているのか把握していないのですが、今まで
まちづくり推進課と打合せをしてきたのですか。
◎櫻井豊 東区
総務課長 区長会議における
まちづくり担当理事からの説明など、令和3年度は
都市政策部の事務局が
まちづくり推進課であり、情報交換はしています。
◆
平松洋一 委員 あまり始まっていないということだと思いますが、これから年間計画として打合せをどうやっていくかという構想はありますか。
◎櫻井豊 東区
総務課長 今ほど申し上げましたが、若手の部会は、今回人事異動があり、またメンバーは替わると思います。聞いている範囲では、区役所では区民向けの窓口などを設置して、その事業についての提案や説明をするような動きが今後あるとは聞いています。
◆
平松洋一 委員 都心の
まちづくり担当理事にも質問していますが、東区がどうというわけではなく、そこで大事なのは構想を決めて、目的、段階を決めてこなしていかないと、前に進まないのではないか。若い人は、誰がやる、やらないという見方をすれば、誰もやらないと思うし、区役所としてこれからの構想はありますか。
◎櫻井豊 東区
総務課長 今の意見を伺い、今後共有し、そういった形で努めていきたいと思います。
◆
平松洋一 委員 これからのスタートという認識でよろしいですか。
◎櫻井豊 東区
総務課長 今後動き始めるものと思っています。
◆田村要介 委員 一般質問もしましたが、各区長の皆さんがいるうちに話します。にいがた2kmの各区の連携の話を聞いていると、どうも協議の話になって、イベントだとか農産品を売ったりという話に終始してしまうことを少し懸念しています。市長も言っていたのですが、人口減をどうやって止めていくのか、市民所得をどうやって上げていくのか、根本はここだと思いますので、もう少し高い志を持ってこの話をしてほしいです。どうしても何か書類をやり取りして施策をつくらなければいけないこととは違うと思っています。自分の意見を言って終わりますし、櫻井副区長とここでお話しするのも最後なので、思いを聞いて終わります。
◎櫻井豊 東区
総務課長 お気遣いいただきありがとうございます。今の意見は後任や若手の職員に十分に伝えて、協議してもらいたいと思っています。
◆志賀泰雄 委員 新規事業の産業のまち東区
まちづくり・
ひとづくりプロジェクトについてお聞きします。事業概要では、
まちづくりを担う人材、団体の育成を行い、
まちづくり、人づくりを進めますとなっています。これは目的だと思いますが、具体的な目標はどういったことを掲げているのか教えてもらえますか。
◎
江戸誠一 東区
地域課長 最終的な目標は住んでいる方に
シビックプライドを醸成し、産業のまちというプライドを持ち、子供たちが一旦は地域を離れてもまた戻ってきてもらえるような、地域に愛着を持ってもらえるような目標です。
◆志賀泰雄 委員
都市間競争がありますが、区ごとでも競争はあると思っています。生き残りをかけると言うと言い過ぎかもしれませんが、活気をもたらすというところでは、外から見ていてまさしく産業のまちというイメージがあるので、そこを強化していくということが人を呼び込むことにつながると思います。そういった意味で、人が仕事を呼び、仕事が人を呼ぶという、まさしく好循環をここで生ませたいのかと思っていて、そういうところでの数値的な目標、例えばどれだけの人口増を図るとか、先ほど言っていた
シビックプライドというところを子供たち何人に持ってもらうのかなど、そういったところまで落とし込んでいますか。
◎
江戸誠一 東区
地域課長 具体的な数値目標の設定まではまだ至っていませんが、各小学校、中学校などの総合教育などの場でもそうした地域で行っているいろんな
まちづくりをしている団体等がありますので、そうしたところから産業のまちの魅力を総合学習などで広めていきたいと思っています。具体的に何校とか、そういう目標までは持っていませんが、今後
教育支援センターなどと連携しながら模索していきたいと考えています。
◆志賀泰雄 委員 本庁で行っているいろんな事業ともリンクしてくるところもあると思いますので、そういったところの目標、数値的なものも参考にしながら取り組んでいくことで、より効果的な事業ができるのかなと思いますが、いかがですか。
◎
江戸誠一 東区
地域課長 委員のおっしゃるとおりだと思いますので、参考にしながら、今後進めていきたいと思います。
◆豊島真 委員 今の関連で、産業のまち東区
まちづくり・
ひとづくりプロジェクトについて、東区
歴史文化プロジェクトは、私も何回か参加しましたが、本当に新しい発見の連続でした。ツアーに参加して特に
山の下閘門に中央区と東区の境界線があることを初めて知りました。
フェイスブックに投稿したのですが、反響がすごく大きく、このような再発見の部分は意義が物すごく大きいと思いました。先ほど
志賀泰雄委員もおっしゃっていましたが、区ごとの戦いよりも、例えば中央区と東区との連携、区ごとの協力体制は考えていますか。
◎
江戸誠一 東区
地域課長 具体的にまだ区ごとの連携までは至っていませんが、また
夜景バスツアーなどの訪問時に中央区とか北区、隣接するところに訪問するのも一つの手だと思いますので、いろいろ柔軟に考えてみたいと思います。
◆佐藤耕一 委員
豊島真委員の関連で、東区
歴史文化プロジェクトの説明のときに、演劇集団という説明がありましたが、これは、劇団、観劇集団ということですか。
◎
江戸誠一 東区
地域課長 市民劇「団座・未来」という団体の公演を今東区でやっています。
◆佐藤耕一 委員 毎年行っていますか。何年か前に、たしか渟足柵を上演した劇団ですか。
◎
江戸誠一 東区
地域課長 御指摘のとおりです。
◆佐藤耕一 委員 毎年、演じていますか。
◎
江戸誠一 東区
地域課長 毎年東区にちなんだ歴史や商店街といったテーマで公演をしています。
◆佐藤耕一 委員 これは何年目になりますか。
◎
江戸誠一 東区
地域課長 特色ある
区づくり事業ということではないですが、平成21年に市民音楽劇「王瀬の長者」を開志学園高校で上映されて以降、毎年いろんなテーマで行っています。
◆佐藤耕一 委員 以前に見て非常によかったです。ただ私が聞いたように、毎年このようにやっているのを初めて聞いたので、私の情報収集が悪いのかもしれませんが、もう少し発信してもらえるとありがたいです。
◎
江戸誠一 東区
地域課長 そのように努めたいと思います。
○内山航 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○内山航 委員長 以上で
東区役所の審査を終わります。
次に、
中央区役所の審査を行います。中央区
地域課長及び
総務課長から順次、説明をお願いします。
◎岩渕武紀 中央区
地域課長 中央区
地域課所管の令和4年度当初予算案について説明します。
中央区地域課、中央区総務課の
予算説明資料を御覧ください。説明の都合上、予算案は、歳出から先に説明し、個別事業の金額の読み上げは省略します。
資料1ページ、中央区地域課の歳出予算合計は8億3,726万6,000円、令和3年度当初予算額8億1,313万8,000円に対し、2,412万8,000円の増額です。主な増額の理由は、本市設置の
コミュニティ施設がない山潟中学校区内に新たにコミュニティハウスを整備するための基本設計、実施設計等を行うことによるものです。
初めに、第2款総務費、第1項
総務管理費、第9目
区政推進費のうち、
区ビジョンまちづくり計画の策定と推進は、令和5年度を初年度とする中央
区ビジョンまちづくり計画の策定に係る経費です。
次に、地域の自立性の向上、特色ある
区づくり事業です。本事業は記載の4事業で構成しています。最初のしもまち地域活性化事業では、「はじめて、しもまち。」
プロジェクトとして、これまで下町地域の魅力を掘り起こし、特に若い世代からより関心を持ってもらえるように、SNS等を活用して情報発信をしてきました。新年度も引き続きイベント等も交えながら、大勢の方々から下町地域へ足を運んでもらえるよう取り組んでいきます。
地域のお宝!再発見事業では、区民の皆様から地域に関心と愛着を深めてもらうために、引き続きコロナ対策を徹底した上で、新潟シティガイドによる解説つきまち歩きを行うとともに、インスタグラムを活用したフォトコンテストや区の魅力を伝える動画の作成、発信などを行います。
みなとまち新潟伝統的産業PR事業では、引き続き新潟漆器、発酵食、古町芸妓の3分野において、それぞれの認知度向上や利用促進に向けた取組を進めます。新潟漆器については、市内の飲食業者等のリース事業を継続して、実際にお店で使ってもらって品質の高さを実感していただくことで、新潟漆器のさらなる普及拡大につなげていきます。発酵食については、区内の小学校で中央区産の発酵食を使用した給食の提供等を通じて、地元産発酵食への関心を醸成し、消費の喚起を図ります。古町芸妓は、コロナ禍にあって近年活動の場が制約されてきましたが、新年度は改めて古町芸妓の舞や歌の鑑賞などを気軽に体験できるような取組に対し、引き続き支援します。特にこれまで参加が少なかった若い世代からも古町芸妓への関心を持ってもらえるよう、SNS等も活用しながらPRに取り組みます。
区自治協議会提案事業は、中央
区自治協議会が主体的に実施する取組です。今年度の部会での協議を踏まえ、引き続き4つの部会において分野ごとの課題解決に向けて取り組んでいきます。
次に、第14目
市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、
コミュニティ施設の
管理運営は、区内に9つあるコミュニティハウス、
コミュニティセンターの
管理運営に関する経費です。
コミュニティ施設の整備は、山潟地域における新たな新コミュニティハウスの整備に向け、基本設計、実施設計及び準備工事を行うための経費です。
次に、第16目
文化振興費、芸術文化の拠点機能充実と文化施設の
管理運営は、市民プラザ事業など記載の4つの施設の
管理運営に関する経費です。
次に、2ページ、第17目市民会館費は、万代市民会館の
管理運営経費です。
次に、第18目
スポーツ振興費は、鳥屋野総合体育館や西海岸公園市営プールをはじめ、区内7つの体育施設等の
管理運営経費のほか、開館から40年を経過して施設の老朽化が進んでいる鳥屋野総合体育館の老朽度調査を行う経費及び地区スポーツ振興会に対する活動支援費です。
次に、第7款商工費、第1項商業費、第4目観光費、魅力あふれる観光都市づくり、観光資源の充実は、関屋浜と日和山浜の2つの海水浴場の管理経費です。
次に、第5目露店市場管理費は、本町市場と本町下市場の
管理運営経費です。
続いて、歳入、3ページ、
予算額合計1億6,971万7,000円で、令和3年度当初予算額1億6,215万円に対し、756万7,000円の増額です。主な増加理由は、歳出で説明した山潟地域の
コミュニティ施設整備に係る
コミュニティ施設整備事業債の増額分によるものです。
初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目
総務使用料は、当課が所管する市民プラザや旧日本銀行新潟支店長役宅、旧齋藤家別邸、万代市民会館、体育施設等に係る使用料収入です。
第6目商工使用料は、本町市場と本町下市場の出店料収入です。
第9目
行政財産使用料は、当課所管の
コミュニティセンター、コミュニティハウスなどに設置を許可した
自動販売機などの使用料収入です。
次に、第21
款財産収入、第1項
財産運用収入、第1目
財産貸付収入は、万代市民会館内の
自動販売機設置に係る
建物貸付料などです。
次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、
コミュニティセンターあるいは体育施設などにおける
自動販売機の電気料や
市政情報モニターの広告料等の収入です。
続いて、4ページ、第26款市債、第1項市債、第1目総務費は、山潟地域
コミュニティ施設整備に伴う市債の収入です。
◎清水斎 中央区
総務課長 続いて、中央区
総務課所管分について歳出から説明します。
5ページ、歳出合計29億2,131万9,000円、前年度と比較して4,507万7,000円、1.5%の減です。主な要因は、人件費の減によるものです。
初めに、第2款1項9目
区政推進費、人件費は、中央区職員480名の人件費です。
次の地域の自立性の向上、特色ある
区づくり事業、まちなか発にぎわい
プロジェクトは、関係団体と連携し、地域の情報発信やPRにつなげる催事を古町周辺で開催するものです。
安全な地域づくり事業は、防災、防犯、交通安全対策を一体的かつ総合的に取り組むことで、安心、安全な地域づくりを進めます。中学生を対象に
避難所運営に係る講習会を実施するほか、防災資機材等の購入補助や防災グッズの配布を通じて地域活動を支援します。また、関係団体と特殊詐欺被害防止や自転車運転マナーの向上など啓発活動を行います。
区政振興費は、区が所管する施設の修繕などの経費です。
次の区役所の
管理運営は、
中央区役所、東出張所、南出張所の維持管理に係る経費です。
次に、第13目
交通安全対策費は、
交通安全教室や街頭啓発などの経費です。
続いて、歳入、6ページ、歳入合計は3,440万4,000円で、前年度と比較して91万2,000円、2.6%の減です。主な減の要因は、
土地貸付料などの
財産貸付収入の減によるものです。
初めに、第18款1項9目
行政財産使用料は、中央
区役所庁舎内の
市政情報モニターなどに係る
財産使用料です。
次に、第21款1項11目
財産貸付収入は、所管する財産に係る
土地貸付料及び
建物貸付料です。
次に、第25款5項3目雑入は、区役所や出張所の
自動販売機などの光熱水費の実費などです。
○内山航 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
◆
平松洋一 委員 2点お聞きします。1点目は、中央区は観光地の一つだと思いますが、特色ある
区づくり事業や観光資源の充実について一般質問もしました。観光地のメインだと思いますが、美観について、予算としてある分はできる限り行うと言っていますが、中央区として今の道路や歩道周辺などの美観を保つことは可能ですか。
◎清水斎 中央区
総務課長 一応可能だと思っています。方法としては、周辺住民の方の協力をお願いし、限られた予算の中で通常行っている除草を増やすということも取り組んでいますので、もちろん満足してもらえるような状況ではないと思いますが、区役所としても限られた予算の中で取り組んでいきます。
◆
平松洋一 委員 可能であると言いましたが、今の状況を見に行ったことはありますか。全くできていないと思いますが、何を根拠に可能と言われているのか、その辺をお聞かせください。
◎清水斎 中央区
総務課長 可能であるということは、取組ができるという意味で言っています。現場も見に行っており、もちろん指摘のように草が相当生えている状況のときもありますので、それについては適宜対応をしています。
◆
平松洋一 委員 失礼ですが、適宜対応はしていないと思います。この予算や現状のシステムでいけると確信できるものはありますか。去年と違うものを今年は考えていくということですか。
◎清水斎 中央区
総務課長 季節、気温によって状況は変わってきます。もちろん指摘されたときも対応しますが、町を挙げての美観は必要だと思っていますので、関係機関の協力を得ながら美化活動に努めていきたいと考えています。
◆
平松洋一 委員 これ以上は突っ込みませんが、本気にならないとできないと思います。それは、本当に肝に銘じていただかないと駄目だと思います。
あともう一点、先ほど言ったにいがた2kmの8区の連携という流れの中で、東区にも聞きましたが、中央区は本当にそこに属する一番要なところで、理解している進め方や考え方を聞かせてもらえますか。
◎清水斎 中央区
総務課長 東区がお答えしたとおり、本庁からまず若手主体の
プロジェクトチームをつくりたいという提案がありましたので、その趣旨に沿って若手が参加して会議が進んでいます。また、若手だけでは議論はなかなか進まないと思っていますので、庁内のバックアップ体制といいますか、中央区内にもそれを支えるように総務課、地域課、建設課を中心に混合
プロジェクトチームみたいなものをつくり、私がリーダーシップを取って、にいがた2kmの会議に呼応したような対応は考えていきたいと思っています。
◆
平松洋一 委員 そういう意味合いでは、大きな役割を果たすのは中央区だと思いますが、そういう認識でいいですか。
◎清水斎 中央区
総務課長 中央区にステージがありますので、中央区としても取り組んでいきたいと思っています。
◆
五十嵐完二 委員 地域課の特色ある
区づくり事業、しもまち地域活性化事業200万円は、主に何を行うのですか。
◎岩渕武紀 中央区
地域課長 しもまち地域活性化事業の200万円は、委託料として、様々なイベントあるいは下町の魅力を発信する動画等を作成する委託料です。
◆
五十嵐完二 委員 下町は大事な地域だと思いますが、中央区の中で下町だけ取り組んでいて、浜浦地域や関屋地域のような中央区のほかの地域の人は、何で下町だけみたいなことはありませんか。
◎岩渕武紀 中央区
地域課長 そもそも下町地域に限定したこの活性化事業を始めたきっかけは、平成20年の頃だったと思います。中学校区別の地域カルテを作成した結果、中央区内の柳都中学校区が下町になりますが、そこの人口増減率あるいは年少人口割合が区の中でも突出して低い地域ということが分かりました。区としてもそれを受けて、何とか改善に向けて手を打たなければならないということで始めたのがこの事業です。
◆
五十嵐完二 委員 下町は、歩きや自転車で古町などの中心部に行ける地域です。一方で、新潟市歴史博物館や旧第四銀行住吉町支店、旧新潟税関や旧小澤家住宅なども含めて、なかなか魅力的な地域だと思います。だから、にいがた2kmもありますが、私が区長なら例えば今のにいがた2kmは縦線なので、そこの地域を下町と何か結びつける。一方で人口減少もあり、空き家なども一定数あります。だから、そういった取組で下町が活性化すれば、本市の中心部も活性化する可能性があると思います。200万円でイベント、動画とのことですが、もう少し抜本的に力を入れて、古町や本町などの中心部とどう結びつけるかというあたりは、いろんな意味で検討する必要があると思います。どういう認識ですか。
◎岩渕武紀 中央区
地域課長 私どもとしても、下町地域はそれこそにいがた2kmの後背地になり、非常に重要な場所だと考えていますので、今後も下町地域の活性化に向けて力を入れていきたいと思っています。
◆
五十嵐完二 委員 新潟市歴史博物館は専用駐車場がありますが、旧新潟税関は時間になると駐車場が閉まります。あそこは、信濃川の河口を整備した割と居心地のいい場所ですが、駐車場がないので、旧新潟税関や今の新潟市歴史博物館の駐車場の有効活用なども含めて、市民が気軽に来れるような取組や整備が必要だと感じますが、どうですか。
◎岩渕武紀 中央区
地域課長 参考にさせていただき、検討していきたいと思います。
◆田村要介 委員 今年度の予算が昨年度と比較して4,500万円ほど減少したことに対して、主な要因は人件費と言いましたが、人件費がどのぐらいの割合を占めているのかを教えてもらえますか。
◎清水斎 中央区
総務課長 主な減少の要因は、12月1日現在の人員配置で計算していますので、一般職員で一応6名の減員を見込んでいます。そのほか、期末勤勉手当の支給月数の引下げによる給与の削減が結構大きな部分を占めています。
◆田村要介 委員 その内訳も聞きたかったのですが、人件費だけで4,500万円になっているのか。ほかに減っているところはありますか。
◎清水斎 中央区
総務課長 人件費だけで3,980万円ほどです。
◆田村要介 委員 あとはどの辺が減っているのですか。
◎清水斎 中央区
総務課長 今回庁舎管理で警備機械の見直しで300万円ほど減少になっています。
◆志賀泰雄 委員 山潟コミュニティハウスの総予算とスケジュールを教えてもらえますか。
◎岩渕武紀 中央区
地域課長 山潟コミュニティハウスの整備事業は、新年度は5,120万円の予算で、内訳は、基本設計、実施設計の業務委託料が2,500万円ほど、残りの約2,400万円が山潟中学校のグラウンド改修費用を見込んでいます。
◆志賀泰雄 委員 建物の完成までにどのぐらいの予算がかかるのですか。
◎岩渕武紀 中央区
地域課長 総工費は、これから設計に入るので、その設計が出てきてから決まることになるかと思います。スケジュールについて、今年度は基本構想を策定し、新年度は、基本設計、実施設計、グラウンドの工事を予定しています。令和5年度に入って本体工事を予定しており、令和6年度には供用開始を考えています。
◆志賀泰雄 委員 設計はまだだとしても、概算でも見積もっていないのですか。
◎岩渕武紀 中央区
地域課長 概算になりますが、今のところ2億円から2億5,000万円程度と見込んでいます。
○内山航 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○内山航 委員長 以上で
中央区役所の審査を終わります。
次に、
江南区役所の審査を行います。江南区
地域総務課長から説明お願いします。
◎松屋賢治 江南区
地域総務課長 江南区
地域総務課所管分について、資料に基づき歳出から説明します。なお、各事業費は記載のとおりですので、読み上げを省略します。
1ページ、
歳出合計額19億8,751万9,000円、対前年度比2億3,176万3,000円、率にして10.4%の減で、減額の主な理由は、曽野木
コミュニティセンターの施設整備等に係る経費の減によるものです。
初めに、第2款1項9目
区政推進費、人件費は一般職員238人、会計年度任用職員47人に対する人件費です。
次の
区ビジョンまちづくり計画の策定と推進は、区民と区の将来像を共有し、地域特性を生かした個性あふれる
まちづくりを進めるため、
区ビジョンまちづくり計画を作成するための経費です。
次の
地域コミュニティ活動の活性化、地域コミュニティ育成事業は、区内8つのコミュニティ協議会が持続的に地域の特性を生かした
まちづくり活動を行うための運営費及び活動費に対する助成です。具体的には、運営費関係では、事務員雇用に係る賃金、総会などの会議費などであり、活動費関係は、地域活性化のための各種事業経費に対する助成です。
次の
分権型協働都市の基盤の強化、
区自治協議会運営事業は、毎月1回開催する
自治協議会の運営に係る経費です。
次の地域の自立性の向上、特色ある
区づくり事業は、以下に記載の4つの事業を予定しています。みんなで語り、考える、使いやすい公共交通は、区バス、住民バスなど、それぞれの運行主体がさらに連携を図ることで、区民がより使いやすい公共交通となるよう取り組んでいる事業です。これまでも利便性の向上、利用者増に努めてきたところですが、新たに運行事業者や商業施設と連携した交通アクセスなどの区内外への周知や、SDGsの目標達成のため江南区ノーマイカー運動を実施するなど、アフターコロナを見据えたさらなる利用促進を図ります。また、高齢者向け公共交通学習会の開催や区バス沿線の小学校におけるバス乗車体験学習など、持続可能な公共交通の実現に向けて取り組んでいきます。
江南区安心・安全な地域づくりの推進は、自分たちの地域は自分たちで守る、いわゆる自助、共助の意識の醸成を図るとともに、防災、防犯、交通安全等の安心、安全な地域づくりにつながる活動や必要となる資機材の整備を共同で実施します。また、区内公立中学校全6校に出向き、消火訓練、AEDの使い方などの講習会を実施するなど、将来の地域防災の担い手育成に取り組みます。
「江南区をPR」魅力発信
プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症の影響により地方への回帰傾向が高まる中で、区内商工団体などと区役所で構成する実行委員会において取組を企画、実施します。江南区出身学生へのふるさと江南区宅配便を継続して実施するほか、新たに区の魅力をテーマにした動画を幅広く募集し発信するなど、区民だけでなく首都圏などの学生や子育て世代に江南区の住みやすさや魅力を発信することで、江南区への移住促進を図ります。
区自治協議会提案事業は、自治協では
まちづくり、環境・教育、安心安全の3つの部会を設置しており、さらなる区の魅力発信、多世代交流、安心、安全に暮らせる町を目指し、それぞれの部会で事業に取り組むこととしています。
区政振興費は、区が所有する施設の緊急修繕に要する経費などです。
次の区役所の
管理運営は、
江南区役所、横越出張所、曽野木、両川、大江山3連絡所の
管理運営に係る経費です。なお、令和4年度は出張所や連絡所に係る清掃業務の回数を見直すなど、委託料の減額を行いました。
次に、第14目
市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、
自治会等集会所建設費補助は、自治会等の活動の拠点である集会所の改築及び修繕に係る経費に対する補助で、既に相談のあった修繕3件分及び突発分を想定して予算計上しています。
コミュニティ施設の
管理運営は、亀田、小杉、二本木地区の各
コミュニティセンターと、7月に開設予定の曽野木
コミュニティセンターに係る
管理運営経費です。
コミュニティ施設の整備は、曽野木
コミュニティセンター及び近隣保育園の統合を軸とした施設整備に伴う既存施設の解体費用です。
次に、第17目市民会館費、市民会館の
管理運営は、亀田市民会館及び亀田あけぼの会館の
管理運営に係る経費です。
続いて、2ページ、歳入合計1,920万円、対前年度比2億1,748万9,000円の減で、減額の主な理由は、曽野木
コミュニティセンターの施設整備等に係る県支出金や市債の減によるものです。
初めに、第18款1項1目
総務使用料は、亀田市民会館など所管する各施設の使用料収入で、内容は記載のとおりです。
次の第9目
行政財産使用料は、庁舎敷地内の職員の駐車場使用料などです。
次に、第21款1項1目
財産貸付収入は、所管する土地や各施設の
自動販売機などの設置に伴う貸付料のほか、曽野木地区市営住宅跡地等施設整備事業に関連し整備された民間保育施設用地の貸付料です。
次に、第25款5項3目雑入は、所管する各施設において設置を認めた
自動販売機の電気料などです。
○内山航 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
◆
平松洋一 委員 特色ある
区づくり事業の「江南区をPR」魅力発信
プロジェクトについて、移住促進に期待しているとのことですが、北区は依然として減っています。何年ぐらい行ってきたのか、その辺の手応えや効果はどんなものか、教えてください。
◎松屋賢治 江南区
地域総務課長 この事業は令和3年度から実施しています。手応えといいますか、一応送付した学生にアンケート調査を行い、回答は少ないですが、いただいた回答では、コロナ禍で寂しい思いをしていたが、新潟は温かいところで、すごくうれしい気持ちになった、ぜひ地元に帰って就職したいといった声をいただいていますので、行ってよかったと思っています。
◆
平松洋一 委員 若い人向けのPRや発信は、インターネットを使ったものですか。
◎松屋賢治 江南区
地域総務課長 今年度は、宅配便を県外に出ている大学生や専門学生などに送付することで、先ほどから各区で言われている
シビックプライドを醸成して、一旦出てもまた戻ってきてもらえるということです。新年度は、江南区の特徴を映像化するものを広く若い人から募集して、映像を発信することでいろんな世代に江南区の魅力がPRできればと考えています。
◆
平松洋一 委員 内容からすると、コロナ禍においての対策ですか。
◎松屋賢治 江南区
地域総務課長 特にコロナ禍ということにこだわらず、江南区の魅力を発信していきたいということです。
◆
五十嵐完二 委員 財産経営推進計画で、江南区は公共施設の廃止の方向で22か所、その中で投票所が6か所あります。まだ決まったわけではないですが、それにしてもこれがそのままいくとその地域をはじめ6か所の投票所が減ることについて、地域住民との関係や今後の対応などを含めて何かお考えですか。
◎松屋賢治 江南区
地域総務課長 地域別実行計画は、まだ実際にスタートしていないので、何とも申し上げられないですが、当然地域の住民とお話をしながら、どういった形がいいのかを探っていった結果、施設をどうするのかという結果が出るはずなので、その過程において、投票所としてはどうかという話も当然出るかと思います。スタートして、その上で地域の住民との議論で決まっていくことだと思っています。
◆
五十嵐完二 委員 確かにおっしゃるとおりですが、一旦こうやって示されて、一応地域の合意で計画をつくるということになっています。大分老朽化が進むなど、管理、維持するのにお金がかかるという話で、地域がそうなると、今まで2か所で投票できたのに、1か所は仕方ないというようにだんだんなっていき、その結果、民主主義の投票の場が縮小されることについて、区としては住民が不便にならないように体を張って頑張る必要があると思いますが、どうですか。
◎松屋賢治 江南区
地域総務課長 区としては、住民サービスの低下を招かないように施設を配置していかなければならないと思っています。老朽化してどうしても使えないのであれば、2つあるのを1つにまとめて、駐車場をそれなりに整備して、行きやすいような環境でということも考えられなくもありません。
○内山航 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○内山航 委員長 以上で
江南区役所の審査を終わります。
次に、
秋葉区役所の審査を行います。秋葉区
地域総務課長から説明お願いします。
◎古俣浩 秋葉区
地域総務課長 秋葉区
地域総務課所管の令和4年度一般会計当初予算について歳出から説明します。また、金額は読み上げを省略します。
資料1ページ、歳出合計19億9,656万4,000円で、前年度と比較して1,935万1,000円、約1%の減で、減額の主な理由は、令和3年度に単年度事業で行った小合地区
コミュニティセンター下水道接続事業1,180万円の皆減などによるものです。
初めに、第2款総務費、第1項
総務管理費、第6目財産管理費は、新津地区の商店街にある旧東洋館の維持管理に係る経費です。
次に、第9目
区政推進費、人件費は、職員216人分の人件費で、内訳は記載のとおりです。
次の
区ビジョンまちづくり計画の策定と推進は、次期
区ビジョンまちづくり計画の策定後に冊子を印刷するための経費などです。
次の
地域コミュニティ活動の活性化は、秋葉区内11のコミュニティ協議会に交付する
運営助成金などです。
次の地域の自立性の向上のうち、特色ある
区づくり事業です。文化遺産情報発信事業は、
ワークショップの参加者を募り、協働のパートナーとして共に学習を重ねながら、秋葉区の歴史や文化遺産を情報発信していく取組です。
アキハの宝こども探検ツアーは、地域や団体と連携して、秋葉区独自の宝、個性を子供の発見、体験の場として活用し、子供のふるさとへの愛着と誇りを醸成します。
アキハスム
プロジェクトVol.3では、新たな住まい先として秋葉区が多くの方々から選ばれるよう、SNSなどを使って区の魅力や情報を積極的に発信するとともに、移住モデル地区と連携した取組や県外の方を対象にしたオンラインによる移住相談会を開催します。また、学校と地域が連携を強化し、暮らしやすい地域とよりよい教育環境の構築を目指していけるよう、両者の一層緊密な関係づくりを支援し、区の魅力増を図っていきます。
区自治協議会提案事業は、区民と
区自治協議会が共同で行うきらめきサポート
プロジェクトや、つるし飾りで各地域の春を彩る秋葉区ひな・お宝巡りなどに取り組んでいきます。
区政振興費は、地域の歴史や文化に根差した事業や地域広報事業、緊急修繕に係る予算が主な内容です。
次の区役所の
管理運営は、
秋葉区役所及び小須戸出張所の
管理運営経費です。清掃などの委託業務の仕様を見直し、経費の縮減に努めます。
次に、第13目
交通安全対策費は、
交通安全教室や交通安全の街頭啓発などに係る経費で、区民の
交通安全意識の普及と交通事故防止に努めていきます。
次に、2ページ、第14目
市民生活費、活動や交流の場の整備です。ここに掲げた2つの事業は、自治会、町内会の集会所の修繕4件と秋葉区内6つの
コミュニティセンターの
管理運営に要する経費です。
次に、第16目
文化振興費のうち、芸術文化の拠点機能充実は、秋葉区文化会館の
管理運営に要する経費です。以下、新津地区市民会館と小須戸地区ふれあい会館の
管理運営経費です。
次に、第17目市民会館費は、新津地域学園の
管理運営経費です。
次に、第18目
スポーツ振興費は、秋葉区総合体育館をはじめとする区内の各スポーツ施設の
管理運営経費が主なものです。
次に、3ページ、第19目
防災対策費は、防災情報の伝達に必要な防災行政無線の保守運用経費などです。
次に、第5款労働費、第1項労働諸費、第1目労働諸費は、新津地区勤労青少年ホームの
管理運営経費です。
また、第6款農林水産業費、第1項農業費、第5目林業振興費は、当課で所管する森林公園事業用地の管理経費です。
続いて、歳入、4ページ、歳入予算合計8,852万1,000円で、前年度と比較して1,168万3,000円、11.7%の減で、令和3年度に実施した小合
コミュニティセンター下水道接続事業に係る地方債880万円が皆減したことが主な理由です。
初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目
総務使用料及び第4目労働使用料は、新津地区市民会館をはじめ、記載の各施設の使用料です。
次に、第9目
行政財産使用料は、区役所職員や県地域振興局公用車の駐車場使用料並びに電柱、
自動販売機などの
財産使用料です。
次に、第21
款財産収入、第1項
財産運用収入、第1目
財産貸付収入は、新潟地方法務局への
土地貸付料や県地域振興局への区役所一部の貸付けなどに係る収入です。
次に、第22款寄附金、第1項寄附金、第1目一般寄附金は、区内にある越後天然ガス株式会社が太陽光と県内産天然ガスを使った電力供給事業に取り組んでおり、その収益を本市と締結した連携協定に基づいて寄附していただくものです。
次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、建物の貸付先からの光熱水費実費などです。
○内山航 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
(な し)
○内山航 委員長 以上で
秋葉区役所の審査を終わります。
次に、南区役所の審査を行います。南区
地域総務課長から説明お願いします。
◎水野利数 南区
地域総務課長 南区
地域総務課所管分について、歳出から説明します。
資料1ページ、歳出合計21億2,063万2,000円で、前年度と比較して1億448万9,000円の減、率として4.7%の減です。減額の主な理由は、人件費などによるものです。
初めに、第2款総務費、第1項
総務管理費、第9目
区政推進費のうち、人件費は、南区職員248人分の人件費です。
次の
区ビジョンまちづくり計画の策定と推進は、次期
区ビジョンまちづくり計画の策定に係る
印刷製本費等の経費です。
次の
地域コミュニティ活動の活性化、地域コミュニティ育成事業は、コミュニティ協議会の運営助成などに係る経費です。
次の
分権型協働都市の基盤の強化、
区自治協議会運営事業は、
自治協議会の運営費です。
次の地域の自立性の向上、特色ある
区づくり事業です。南区と大河津分水百ものがたりは、区民の社会・経済活動に多大な恩恵をもたらした大河津分水の通水から100周年の節目を迎えるに当たり、治水に関する講演会やイベントの開催を通じ、大河津分水の歴史を知り、これからの防災と地域づくりを考える機会を提供するものです。
南区未来創生事業は、南区の活性化を目的に活動しているにいがた南区創生会議が発案した南区未来ビジョンを具体化するため、創生会議が行う近隣区や近隣大学との連携を通じた南区未来ビジョンの活用手法の検討及び活動に対して支援を行うものです。
地域と取り組む防災事業は、地域防災の担い手育成の一環として、幅広い世代に対する防災知識の普及と啓発を行うために、地域の自主防災訓練を支援し、災害に強い地域づくりを進めます。
白根高校との
まちづくり連携事業は、区内唯一の高等学校である白根高校の地域活動を支援するため、コーディネーター1名を配置し、白根高校と地域、関係機関、団体との連携と調整を行います。また、新たにしろみな塾を実施し、次世代の
まちづくりを担う人材育成の取組を広げます。
未来創造教室は、南区の
小・中学生を対象に郷土を愛する心とこれからの社会をたくましく生き抜く力を育成するため、各界で活躍する方の講演会や
ワークショップなどによる学習活動を行います。
未来につなぐ文化
プロジェクトでは、地元コミ協と連携したイベントなどを実施し、唯一市所有の重要文化財旧笹川家住宅の魅力をPRするほか、白根大凧合戦の大凧組を擬人化したキャラクター、凧っこ13人衆のイラストを活用し、南区のイメージアップを図ります。
区自治協議会提案事業は、3つの部会により、南区内の公共交通の利用促進を図るため、公共交通PR事業、防災意識の向上を促す防災・啓発事業、文化資源などの区の魅力をPRする魅力発信事業を行います。また、人口減少対策の一つとして、11月を南区家族ふれ愛月間とし、講演会や絵画展などを開催するほか、出会いの場づくりイベントを実施します。そのほかコミュニティ協議会などの地域活動団体から地域の課題解決につながる取組を広く募集し、
区自治協議会が審査、選定して実施する南区
まちづくり活動サポート事業を行います。
区政振興費は、地域おこし協力隊を活用した地域活性化事業や地域の交流事業、区が管理する施設の修繕などに係る経費です。地域おこし協力隊は、総務省の制度を活用し、みなみーて地域応援隊の隊員1名を委嘱し、地域の活性化に資する活動を行う経費です。
次の区域情報の発信、広報放送事業は、エフエム新津を活用し、放送エリアである南区、秋葉区などへ向けて南区のPR、イベント情報の提供を行います。また、区のPR冊子「みなみーて」から視聴可能となっているイメージ動画を充実していきます。
次の区役所の
管理運営は、南
区役所庁舎及び味方・月潟出張所庁舎の
管理運営などに係る経費です。
次に、第13目
交通安全対策費は、
交通安全意識の普及、啓発など、交通安全対策などに係る経費です。
次に、2ページ、第14目
市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、
自治会等集会所建設費補助は、事前相談のあった修繕3件のほかに、突発的な修繕に対応する経費を計上しています。
コミュニティ施設の
管理運営は、区内10か所の地域生活センターの
管理運営費です。
次の地域安全情報の発信、防犯啓発活動推進事業は、防犯啓発を進めるため、高校生防犯ボランティアの育成を行うための経費です。
次の第16目
文化振興費のうち、文化財の保護と活用、文化財保護調査事業は、国指定天然記念物である月潟の類産ナシの管理、保護に係る経費です。
次の
歴史文化施設の
管理運営は、しろね大凧と歴史の館、旧笹川家住宅及び隣接する曽我・平澤記念館の
管理運営費です。
次に、第18目
スポーツ振興費、生涯にわたるスポーツ活動の推進のうち、スポーツ振興事業は、区民の健康増進を図るため、各種スポーツ大会開催に係る経費です。
スポーツ施設の
管理運営は、当課所管の14のスポーツ施設の
管理運営経費です。
次の住民主体のスポーツを支える組織の構築は、スポーツ振興会への補助金です。
次のスポーツ振興諸経費は、スポーツ事業全般に係る事務費です。
次に、第19目
防災対策費のうち、災害応急対策の充実は、防災行政無線の維持管理経費などです。
次の防災対策諸経費は、防災関連施設及び携帯用の防災無線の維持管理経費です。
続いて、3ページ、歳入合計4,974万3,000円で、前年度と比較して金額で95万7,000円の減で、率で1.9%の減です。
初めに、第18款使用料及び手数料は、当課所管施設の観覧料、使用料です。
次に、第21
款財産収入、第1項
財産運用収入、第1目
財産貸付収入は、土地、建物の貸付料です。
次に、第2項財産売払収入、第2目物品売払収入は、旧笹川家住宅と曽我・平澤記念館で販売する物品の販売収入です。
次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、当課所管施設に設置している
自動販売機の電気料、コピー代などの実費負担分です。
○内山航 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
◆志賀泰雄 委員 白根高校との
まちづくり連携事業について、今年度どういったことで拡充したのか教えてもらえますか。
◎水野利数 南区
地域総務課長 3月の終わり頃をめどに白根高校と
包括連携協定を締結する予定です。具体的な動きは、例年どおり行っていきますが、これまで公民館で行っていた事業等をさらに拡充する方向で次年度実施していく予定です。
◆志賀泰雄 委員 先ほど説明でコーディネーターを配置するとのことでしたが、このコーディネーターはこれまでも配置しているのですか。
◎水野利数 南区
地域総務課長 コーディネーターは、白根高校の先生が平成25年から着任して、高校の授業のほかにボランティア活動に非常に力を入れていました。そのため、区内の各地域とのつながり等もできてきたことから、県立高校ですが、令和元年度に地域コーディネーターを区の予算で設置する形で業務を受け持っていただいています。
◆志賀泰雄 委員 区の予算ということで、なかなかすごいことだと思います。教育委員会との連携という部分では、本市、新潟県との連携はどのようにしているのか教えてもらえますか。
◎水野利数 南区
地域総務課長 県の教育委員会とこれまで特に連絡等を取ることはなかったのですが、このたび
包括連携協定を結ぶに当たり、県の教育委員からも協力いただき、県内の高校で何校か連携協定を結んでいるところはあります。全国的な取組としては、コーディネーターを各校に置くことで、生徒の入学希望が非常に増えている状況もあり、連携協定を結ぶ中でコーディネーターを設置している高校という意味では新潟県内初の取組となっています。
◆志賀泰雄 委員 市の教育委員会との連携についてはどうですか。
◎水野利数 南区
地域総務課長 市の教育委員会との連携部分では、公民館がボランティア講座やコミュニティーのリーダー育成ということで、白根高校の高校生を対象に講座を開いており、そういう部分で、引き続きそういう取組を実施していきます。
◆
五十嵐完二 委員 財産経営推進計画で南区は公共施設の廃止方針が31施設あり、このうち18か所が指定避難所になっています。この財産経営推進計画は、財産活用課が行っていますが、当然区役所もどの程度か分かりませんが、案作成のために関与しているということであれば、18か所の指定避難所がなくなることについてはどう受け止めていますか。
◎水野利数 南区
地域総務課長 財産活用課が策定した再編計画について、一定の指標の下、利用率が低いということで統合や廃止するという指標になっています。南区の場合は、南部地域に新飯田、庄瀬、茨曽根地域があり、1つの区域の面積は、新潟島より大きい面積です。そこにある公共施設は、
コミュニティセンターと小学校のみで、面積要件という指標が入っていません。何で入れないかというと、8区共通の認識の下、大きな物差しの中で、要る、要らないという統廃合することになっています。個別の部分は地域によって相当状況が違うと認識しているので、今後そういう前提の下で地域に入って、公共施設の統廃合について、皆さんどう考えますかといったときに、避難所や投票所の件もそうですが、区の方向性を地域の皆様と今後じっくりと話し合いながら検討していければと思っています。
◆
五十嵐完二 委員 これが割とうまくいったと言われている西蒲区潟東地域ですが、今日の報道にも地域の人は避難所が遠くなったとありました。この前の財務部の議案審査のときに言いましたが、亡くなる人や避難する世帯数などの新潟県地震被害想定が大幅に変わりました。そうなってきたときに、南区で18か所も指定避難所がなくなるということは地域の人にとっては大ごとです。先ほど課長が言われたように話合いの中でとは言いますが、どうしても受け止めは、行政がこうしたいということになれば、最初から撤回みたいな話にはなかなかならず、どうするのかと。管理費用が大変であることや老朽化していることを、当然行政は説明するので、行うにしても住民の命を第一の立場で進めることが必要だと思いますが、そこはどう考えていますか。
◎水野利数 南区
地域総務課長 まさに御指摘のとおりだと思っています。南区の場合は、地域によっては誰が見ても廃止や統合するのは厳しいという地域もあります。また、逆に区役所周辺はかなり多くの公共施設が集約していますので、もしその中で老朽化等で建て替える際は、当然周りの似たような老朽化した施設や地区という部分で、可能というところもあります。地域性を十分に検討しながら進めていきたいと思っています。
○内山航 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○内山航 委員長 以上で南区役所の審査を終わります。
次に、西区役所の審査を行います。西区
地域課長及び
総務課長から順次説明をお願いします。
◎松尾大介 西区
地域課長 議案第1号令和4年度新潟市
一般会計予算関係部分のうち、西区
地域課所管分について歳出から説明します。
資料1ページ、歳出合計4億4,284万1,000円で、前年度と比較して256万1,000円の減です。
初めに、第2款総務費、第1項
総務管理費、第9目
区政推進費のうち、
区ビジョンまちづくり計画の策定と推進は、来年度策定する
区ビジョンまちづくり計画の印刷製本費及び
小・中学生にアンケート調査を行うための費用です。
次の
地域コミュニティ活動の活性化は、区内15のコミュニティ協議会への助成金です。
次の地域の自立性の向上、特色ある
区づくり事業のうち、西区スポーツスマイル
プロジェクトは、スポーツの楽しさや喜びを感じ、夢や希望を育むとともに、スポーツを通じた区民の交流機会を創出するため、小学生を対象とした駆けっこ教室のほか、
小・中学生を対象としたプロアスリート教室を開催します。また、新年度の新たな取組として、コロナ禍での運動不足解消を図るため、成人向けのランニングセミナー及びウオーキングセミナーを開催し、正しいフォームを学んでいただき、より実践的な運動習慣の定着を目指します。
出動!西区地域盛り上げ隊は、次代を担う中学生が自分たちの住んでいる町をよく知り、地域への関心を高めることを目的に、中学生と
地域コミュニティ協議会が一緒に地域課題とその解決方法を考える
ワークショップを開催します。来年度は、坂井輪中学校と小針中学校での開催を予定しており、そこで出されたアイデアを学校と地域が協働で実施し、地域の課題解決に結びつけられるよう支援していきます。
西区のくらし・魅力発信事業は、新型コロナウイルスの影響やリモートの普及により人々の働き方が多様化する中、西区の課題である卒業後の大学生の定住を促進するため、生活、居住する場としての西区の魅力を若者目線で発信していきます。また、西区かがやき大使の越乃リュウさんに引き続き協力いただき、SNSなどを通じて区の魅力を内外に発信していきます。
区自治協議会提案事業は、区民の美化意識の向上や支え合いの大切さの普及、西区の魅力発掘につながる事業を実施します。また、新たに
地域防災力の向上を目指す事業や次期西
区ビジョンまちづくり計画の策定に向けた区民アンケートに取り組みます。
次に、第14目
市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、
自治会等集会所建設費補助は、自治会集会所の建て替え1か所及び修繕3か所に対する補助であり、
コミュニティ施設の
管理運営は、区内5か所の
コミュニティセンター、コミュニティハウスの
指定管理料です。次の
コミュニティ施設の整備は、真砂コミ協の活動拠点の整備に係る費用です。これまで真砂コミ協は、築40年が経過した真砂会館を活動拠点としてきましたが、施設の老朽化が進み、また併設されている真砂ひまわりクラブの狭隘化の解消も課題となっていたことから、建て替えについて地域と検討を進めてきました。コミ協の活動拠点の整備に当たっては、既存の公共施設や民間施設の活用を基本としますが、真砂地区は他の公共施設や手頃な民間施設がなかったことから、このたび真砂小学校の敷地内にひまわりクラブとの合築という形で移転新築することで地域、学校と協議が調いました。一方、学校敷地内での建設に当たり、地下埋設物や既存の校舎との兼ね合いなど、数々の制約が想定されるため、設計に入る前に建物の構造や法的整合性などを検討する基本計画を策定し、手戻りがないよう進め、令和5年度に設計、施工を行い、令和6年度の開所を目指します。
次に、2ページ、第17目市民会館費は、西新潟、黒埼、2つの市民会館の
管理運営に要する経費です。
次に、第18目
スポーツ振興費のうち、生涯にわたるスポーツ活動の推進は、みどりと森の運動公園や西総合スポーツセンターなど、区内8か所の体育施設の
管理運営に要する経費です。
次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費は、赤塚にある佐潟水鳥・湿地センターの
管理運営費などです。
続いて、3ページ、歳入合計9,312万1,000円で、前年度と比較して114万5,000円の減で、減額の主な理由は、新型コロナウイルス感染症の影響による体育施設の利用自粛による使用料収入の減を想定したものです。
初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目
総務使用料は、西新潟、黒埼の両市民会館、西総合スポーツセンターなど体育施設の使用料です。
次の第9目
行政財産使用料は、施設内に設置された
自動販売機や携帯電話の中継基地局など、行政財産の使用に係る使用料です。
次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、施設に設置する
自動販売機の電気料、区役所に設置した
市政情報モニターの広告料などです。
◎加藤正樹 西区
総務課長 西区
総務課所管分について、歳出から説明します。
資料4ページ、歳出合計24億5,202万8,000円で、前年度と比較し、2,073万5,000円、0.9%の増で、主な要因は、人件費の増などによるものです。
初めに、第2款総務費、第1項
総務管理費、第9目
区政推進費、人件費は西区職員388人分で、内訳は記載のとおりです。
次に、地域の自立性の向上、特色ある
区づくり事業、安心安全な
まちづくり支援事業は、
地域防災力の強化、充実のための取組として、地域の避難マップづくりを通じて、避難所や避難経路、日頃からの備えなどを確認してもらうほか、小・中学校への防災教育の支援などを進めます。交通安全の取組として、中学1年生を対象に外部講師による自転車安全運転講習会を開催します。防犯への取組として、空き巣や特殊詐欺防止のため、安心安全ネットワーク通信を自治会、町内会に回覧し、犯罪の発生状況などをお知らせします。
次の
区政推進費は、区内の施設の緊急修繕などの経費です。
次の区役所の
管理運営は、西区役所や西・黒埼出張所など庁舎の維持管理に係る経費です。
次に、第13目
交通安全対策費は、
交通安全運動など
交通安全意識の普及啓発を図るものとして、保育園や幼稚園、小学校、
老人クラブなどで開催する
交通安全教室や
交通安全運動の街頭啓発などの経費です。
次に、第19目
防災対策費、防災対策諸経費は、土砂災害情報発信事業について計上したものです。土砂災害発生時の避難対象世帯へ迅速で確実に避難情報を伝えるため、一斉電話配信サービスを活用した情報伝達体制の確立に取り組みます。
続いて、5ページ、歳入合計は781万9,000円で、前年度と比較して10万1,000円、1.3%の増で、主に
行政財産使用料の増などによるものです。
初めに、第18款1項9目
行政財産使用料は、連絡所職員の駐車場利用に係る使用料などです。
次に、第21款1項1目
財産貸付収入は、区役所出張所及び普通財産などの
土地貸付料、区役所に入居する西区
社会福祉協議会などの
建物貸付料です。
次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、区役所及び出張所の
自動販売機や西区
社会福祉協議会事務室貸付けに伴う光熱水費実費などです。
○内山航 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
◆田村要介 委員
地域課長に質疑します。西区選出議員がここに4人いるので、代表して本当にお疲れさまでした。新年度予算を組み、次の方に残して次の新しい道へ進まれると聞いていますが、その思いをお尋ねします。
◎松尾大介 西区
地域課長 西区地域課では2年間お世話になりました。小針野球場の売却や数々の地域課題を委員の皆様の協力の下、一歩ずつ進め、解決してこれたことを大変感謝しています。市役所は、27年間勤めてきました。区長はじめ皆様方やたくさんの方から支援いただき、充実した生活を送れたと思っています。今後の私の人生を考えたときにこの経験を次の世界で生かして、また地域のため、社会のために何かしら貢献できればと思っています。委員の皆様、本当にありがとうございました。
○内山航 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○内山航 委員長 以上で西区役所の審査を終わります。
次に、
西蒲区役所の審査を行います。西蒲区
地域総務課長から説明お願いします。
◎野崎和博 西蒲区
地域総務課長 西蒲区
地域総務課所管分について、歳出から説明します。
資料1ページ、歳出合計23億7,509万6,000円で、前年度と比較して1億2,279万8,000円で、4.9%の減です。この減額の主な要因は、一般職員の退職などに伴う人件費の減並びに昨年度の新しい生活様式に対応したイベント再開への支援事業を本来の西蒲区産業観光課所管の地域振興費及びわらアートまつり事業へ繰り戻したことによる減少です。
初めに、第2款1項6目財産管理費、財産管理諸経費は、当課が管理する公有財産の維持管理に要する経費です。
次に、第9目
区政推進費、人件費は、西蒲区職員331名分で、内訳は記載のとおりです。
次の
区ビジョンまちづくり計画の策定と推進は、新潟市総合計画の一部を構成する
区ビジョン基本方針の実現に向け、
まちづくりの方向性を示した基本計画の策定に係る経費です。
次の
地域コミュニティ活動の活性化並びに
分権型協働都市の基盤の強化は、記載のとおりコミュニティ協議会、
区自治協議会おのおのの
管理運営経費です。
次の地域の自立性の向上、特色ある
区づくり事業のうち、ジュニアスポーツ教室開催支援事業では、スポーツ活動の周知やジュニア育成を目的として、西蒲区スポーツ協会またはその加盟団体が実施する出前教室や体験教室の開催を支援します。
西蒲区の文化再発見では、西蒲区の歴史文化について区内外の方に興味、関心を持ってもらうため、マップなどで西蒲区内の歴史、文化施設の紹介や施設の見学及び体験につながるような情報の発信を行います。
にしかん地域防災共育事業では、昨年に引き続き、中学生を対象とした防災教育を実施し、地域防災の次世代リーダーとなる若い世代の共助に対する意識の高揚を図るものです。また、世帯数が少ない自治会が多い西蒲区の状況を踏まえ、市の補助基準から外れる小規模自治会が実施する防災訓練への助成を行うなど、引き続き地域の防災体制の充実を図ります。
にしかん未来デザイン
プロジェクトでは、人口減少社会に対応し、区の課題解決を加速させ、未来に向けた
まちづくりを進めることを目指し策定したにしかん未来デザインのアクションプランとして、今年度実施しているワーケーションに視点を当てた市場調査に基づき、西蒲区への移住に対し興味を持っていただけるよう、暮らし方の体験や情報の発信を行うものです。
次の
区自治協議会提案事業は、
自治協議会自らが企画し、主体的に関与して事業に取り組むものです。1つ目は、住みよい・豊かな・活力ある
まちづくりプロジェクトとして、豊かな自然、歴史と文化の薫りに満ちあふれ、人と人が温かくつながる町を目指します。2つ目は、あたたかな人の和でつながる輪〜みんなで安心して暮らせるまち〜を掲げ、人の輪でつながる安心、安全な温かい町を目指します。3つ目は、西蒲区お宝発信事業として、魅力ある農水産物を供給する町並びに観光とレクリエーションの町を目指します。以上の3つの分野で地域課題の解決に向けて事業などに取り組むものです。
区政振興費は、地域の伝統文化の保存や文化祭、スポーツ大会の開催など、地域の活性化に向けた事業への支援や、区で管理する施設の緊急修繕などに対応するための経費です。
次の区役所の
管理運営は、
西蒲区役所及び4出張所の
管理運営に係る経費です。
次に、第13目
交通安全対策費は、交通安全の啓発や交通災害共済の加入促進などに係る経費です。
次に、2ページ、第14目
市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、
コミュニティ施設の
管理運営は、松野尾地域、西川地域、中之口地区、角田地区、潟東地域の5つの
コミュニティセンターの指定管理経費です。
次に、第16目
文化振興費、文化活動の活性化は、区内の
歴史文化施設の活性化のため、市民団体への委託により実施する事業活動に係る経費です。次の文化財の保護と活用は、区内の文化財の維持管理に係る経費です。次の文化施設の
管理運営及び
歴史文化施設の
管理運営は、それぞれ記載の施設の
管理運営に係る経費です。
次に、第17目市民会館費は、記載の2施設の
管理運営に係る経費です。
次に、第18目
スポーツ振興費、生涯にわたるスポーツ活動の推進、スポーツ施設の
管理運営は、区内26施設の
管理運営に係る経費です。
次に、第19目
防災対策費は、岩室、潟東、中之口の各地区に設置した防災行政無線の維持管理に係る経費です。
次に、3ページ、第8款土木費、第2項2目道路維持費、駐車場の
管理運営は、巻地区の市営駐車場の維持管理に係る経費です。
続いて、4ページ、歳入合計5,963万3,000円で、前年度とほぼ同額です。
初めに、第18款使用料及び手数料、第1項1目
総務使用料は、記載の文化施設の使用料、観覧料並びに体育施設の使用料です。第7目土木使用料は、巻地区にある2か所の駐車場の使用料収入と公園占有料です。
次に、第21
款財産収入、第1項1目
財産貸付収入は、主に
西蒲区役所や体育施設の土地・
建物貸付料です。
引き続き、議案書71ページ、議案第23号新潟市体育施設条例の一部改正について、配付資料により説明します。一部資料の訂正をお願いします。2、施行日の記載箇所の記述について、令和3年4月1日を令和4年4月1日へ訂正をお願いします。誠に申し訳ありませんでした。
資料上段囲みに記載のとおり、新潟市体育施設条例から新潟市西川テニスコート並びに新潟市漆山グラウンド附属設備である照明設備に関する規定を削除するものです。
1、概要、(1)、改正理由として、両施設とも建設から40年以上が経過し、施設の老朽化が進み、利用上の危険が生じているため休止していましたが、令和3年度をもって廃止するため、新潟市体育施設条例の一部改正を行うものです。
(2)、施設概要は、記載のとおりです。なお、西川テニスコートの代替施設として、スポーツパーク西川、城山運動公園、岩室緑地広場テニスコート、中之口テニスコートの4施設が代替可能です。次に、漆山グラウンドのナイター利用の代替施設として、城山運動公園野球場、西川野球場、岩室野球場、中之口野球場の4施設が同じく代替可能施設となっています。両施設とも再開に向けて多額の経費を要すること、稼働状況から代替施設の利用が可能なことから、改修するよりも近郊の施設を活用したほうが効果的と考え、地元関係者を中心に提案、説明したところ、異議ない旨の同意を得ていることから、新潟市体育施設条例の一部改正を提案するものです。
なお、3、今後の予定、4、関係者への説明状況は記載のとおりです。
○内山航 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
◆
五十嵐完二 委員 1年前のこの委員会の議事録を見ていたら、
西蒲区役所の老朽化に関する建て替えが必要ではないかという議論がありましたが、どうなりましたか。
◎野崎和博 西蒲区
地域総務課長 建て替えについては、関係機関、実際に建築部と鋭意協議は進めていますが、場所も含めて地元の意向に沿って進めていますが、まだ皆様に示せるようなところまではいっていません。地元の中には既に
北区役所の建設も終わり、機運は非常に高まっています。その中で、情報の出し方については慎重に行っている状況です。
◆
五十嵐完二 委員 去年の議事録を見ても、耐震が不十分だとか、先ほどの西川テニスコートも40年と言っていましたが、大分たっているわけです。災害のときの避難所としても駄目なわけです。そこが地震などで真っ先に駄目になったらどうしようもないです。だから、西蒲区民からしてみると、何で中心部だけなのかという声もあると思います。そこは、声高に主張して造るということが必要だと思います。もう一つ、先ほど南区にも聞きましたが、財産経営推進計画で、西蒲区は40か所も公共施設の廃止の方向で、そのうち11か所が指定避難所です。南区の
地域総務課長は、地域特性が考慮されていないということを言っていましたが、そこはある意味では最初造るのはやむを得ない部分もありますが、ある意味では合併して西蒲区が一番、地域特性があります。こういう立場で、避難所や投票所もなくさないように、早く
区役所庁舎が新築できるようにという立場で頑張る必要があると思いますが、いかがですか。
◎野崎和博 西蒲区
地域総務課長 最初の庁舎関係について、委員が言われるように既に50年、60年たっている建物で、防災的な機能は全く備えていません。これに関しては、区民に対して非常に申し訳ないと思っていますが、新しい庁舎については粛々と進めていますので、必ずや区民の皆さんに説明できるときが来ると思います。よろしくお願いしたいと思います。
あと公共施設の再編について、先ほど南区の副区長も言われたように、西蒲区は5市町村が合併し面積的には8区で一番広く、施設が一番小規模で数が多いです。そこの部分については、地元の方に十分な説明をしています。実際に
自治協議会にも本課から来てもらい、今各コミ協にも回っています。防災面から見ると、施設をなくしたときの施設の在り方は、潟東地域の地域別実行計画でも残されていますが、実際、小学校の跡地は壊せない状況で残っています。そこをどう活用するかは、なかなか行政の知識では民間の需要には追いつかない中で、防災の機能を持たせるという形で、避難所が遠くなったので、今一時避難所という形で、避難所へ行くまでの防災施設という形で地域の皆様と協議しており、今活用している状況です。引き続きその部分については、区民に寄り添って協議をしていきたいと思っています。
◆古泉幸一 委員 今まで8区の説明を聞いてきた中で、唯一しっかりと観光という言葉を使ったのは西蒲区だけです。令和4年度の観光について、施策や考え方も含めて、現状等を教えてもらえますか。
◎野崎和博 西蒲区
地域総務課長 詳細については、産業観光課で説明しています。私どもで関わっている部分としては、にしかん未来デザイン
プロジェクトの関係で、人口が減っている中で居住促進という形で関わっていきたいと思っています。その中で、二次交通、三次交通を取り入れながら、まずは西蒲区を知って、その後来て、住んでいただきたいという形で進めたいと思っています。
◆古泉幸一 委員 というのも、もしこの8区の中で、先ほど
五十嵐完二委員も言いましたが、この西蒲区が観光分野で本市の魅力の分野で一番大化けする可能性がある区の一つだと思っています。コロナ禍のこの2年において、我々市民がどこも出かけられない中で、比較的近距離で、例えばドライブや魅力のあるお店に行くというときに、西蒲区が一番多いです。それがどうも生かし切れていないのがもったいなく、もう少し本市としてもしっかりと、今言ったように魅力のあるお店を育てていく。例えばシーサイドラインを擁した夕日の風景、海の風景といったものをもう少し伝え切れるところがあるのではないか。それがひいては西蒲区の魅力の向上につながり、例えば居住につながると思うのですが、いかがですか。もう少ししっかりお金をかけてでもやるべきだと思いますが、どうですか。
◎野崎和博 西蒲区
地域総務課長 委員の言われるとおりだと思います。西蒲区をPRするに当たって、まず市外とか県外に目を向けていた部分もあります。その中で、今言われたようにコロナ禍において市民の皆さんを癒やせる施設、場所ということで、市内の方からも利用できるような身近な観光地というものも検討していきたいと考えています。
○内山航 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○内山航 委員長 以上で
西蒲区役所の審査を終わり、区役所の審査を終わります。
以上で議案審査を終わりますが、ここで今定例会において当委員会に付託されました議案について
委員間討議を行うかどうか御協議をいただきたいと思います。
委員の皆様から御意見があればお願いします。
(な し)
○内山航 委員長 それでは、本定例会においては
委員間討議を行わないということでよろしいでしょうか。
(異 議 な し)
○内山航 委員長 そのように決定します。
以上で本日の日程を終了し、委員会を閉会します。(午後0:16)...